少し前に書いたお固い日記

改めて読むと、、、
暗っ!怖!

 

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27歳 空白の日々
生き続けることが嫌になり、
一日一日が空白のごとく過ぎてゆく。
もぬけの殻になりきれば良いものを、
まだ理想の己に縛られ、焦燥感に潰される。

気持ちとは裏腹について来ぬ身体。
眠り続け、悪夢にも慣れてきた。

いつからこんな自分になったのか。
どこでこうなったのか。
生まれた時からだったのか。

自分を損ねた一番古い記憶。
小学校の頃、ハサミで手を切った。
故意に切ったが、その理由は思い出せない。
ただ、自分に対する嫌悪な気持ちは覚えている。

明るく元気な一方で、
無気力に横たわることもあった子供時代。

昔はここまで閉じこもることはなかった。
中学生まではいつも隣に友達がいた。
そうだった。なんでも話せる友達が。

高校に上がり、その友達とは離れた。
15、16の人間には抱えきれない経験をした。
誰にも話せず、恨む気持ちが人を変えたのか。
今は過ぎ去ったものの、
当時の記憶は灰色がかっている。

17の頃、躁鬱を見抜く人と出会った。
怖いもの知らずで突き進む、
少女の姿はきっと美しかっただろう。

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思いどおりにならず、駄々をこねているに過ぎない。
今の状態がそんな風に見える。

幼少期、自分の思い通りにならないことが心底嫌だった。
自分の理想を完璧とし、完璧しか望まない。

理想の自分が手に入らず、
駄々をこねて癇癪を起こしている。
大人の癇癪を。

今を受け入れられず、
過去を見ては懐かしみ、
未来を見ては絶望し、
空白の日々を過ごす毎日。

いずれ後ろを向くのなら
もう前を向いて生きたくない。
影に心をおく方がなんぼも楽だから。

もっと素直に、しんどい
が言えたら楽なのに。
誰がそんな言葉を聞きたいかと、
結局言えずに、吐くように書くことしかできない。

セミが苦しそうに鳴いている。
時が止まったかのように鳴り止んだ。