言葉にすること
昔はよく喋っていた。
中学校くらいの箱なら、ある程度想像がつ。
自分の考えが正しいと自信を持っていたんだと思う。
でも時折、感情が混乱することはあった。
高校時代。
半分は憎しみの気持ちに囚われてしまった。不安な姿。
大学時代。
文章を書くことで感情を整理していた。自分がこんなこと考えてると知ってほしい気持ちもあったと思う。
何かにつけて、マジョリティが嫌いだった。物事を斜めから見るクセがつく。
社会人。
正解のない生活にスランプに陥る。どう生きていいか分からない。
頭の中にはグルグルと何種類もの輪っかが回転してたり、止まってたりする。
自分自身に対する様々な矛盾が、嫌悪感となり吐き出そうにも、そんな話に共感してくれる人なんていないと思うと話すことができなくなる。
自分に共感してくれるなんてといいながら、共感してくれる人という表現に、他人よりも自分が上、なんて認識が見える。
解決策は自分のことよりも、他人の気持ちを考えること。自分にとらわれるほど苦しくなる。わかってる。
だけどどうにもならない。
浸っている時間が心地よくもあるから。心が宙に浮くと、気持ちがいい。
一つの命戻る途切れることなく、今の自分に繋がっている奇跡。だけど生きたくない時もある。
静寂の夜