トライアングル

 

前の会社の先輩が、言ってた話。

 

大学で映像を学んでいた時代、

巨匠と言われる教授が言っていた。

 

支点が2つだとどちらかに倒れるけど、

3つだとどこから力を入れても倒れない。

 

男には穴は2つしかない。

けど、女には穴が3つある。

だから女性は神秘的な存在。

 

当時はとても納得してたけど、

今思い返せば男性も穴は2つ以上あるし

どこの穴を言っていたのか記憶にないが

たしかに女性は穴が1つ多い。

 

 

その話を聞いてから、

なんとなく、好きな数字は3になった。

 

俯瞰してみると、

これまでの人生、3つの側面から

成り立っていた気もする。

 

仕事

仕事以外

非現実

 

基本は仕事と家の往復。

非現実は時には好きな人との時間だったり、映画や本に没頭する時間だったり。

とにかく現実から離れられる時間のこと。

 

でも最近、結婚を目前にして

これまで非現実だった彼の存在が

現実サイドへやってきた。

 

仕事

家庭

非現実

 

やっぱり、3つの支点がないと

安定しないようで別な世界を求めてしまう。

ありもしない可能性ばかりにうつつを抜かしているとは少し違うのだが。

 

色んなリアルに真正面から向き合うことが苦手でのらりくらりと非現実的な世界に浸りたい。

その割合がちょっと人より多いだけ。

 

トライアングル

 

男の人が浮気相手作るのと

おんなじようなもんかなと。

 

トライアングル

 

微妙で繊細なバランス。

 

これはトライアングルな日々を綴った記録。